FSP GroupがCOMPAMEDで次世代医療用PSUを発表
【台北、2023年10月27日】医療用電源業界の大手企業、FSP Groupは、近日開催のCOMPAMED展示会で2つの画期的な医療用PC電源ユニット(PSU)、FSP600M-70PBとFSP700M-70PBを発表いたします。このイベントはメッセ・デュッセルドルフにて11月13日~16日に開催され、FSP Groupならびに高評価を得た医療ブランド「PROTEK」はブース8a、K04で展示します。
医療テクノロジーにおける最新トレンドは、文字よりも画像の情報処理を好むという、頭脳の傾向を利用したものであり、このトレンドに追随すべく、メーカーはより高度な機器へ画像処理機能を内蔵するようになっています。このため、処理速度とタスクの最適化に優れた、ディスクリートのグラフィックカードに対する需要が大幅に増加しました。
FSP600M-70PBとFSP700M-70PBは12V1と12V2のピーク電流設計を採用したこれらのPSUは、CAD/CAM医療アプリケーションに最適となっています。独自設計により、高信頼性が要求されるアプリケーションに不可欠な、応答性が高く安定したエネルギー流動が確保されます。+3.3Vと+5V出力レールに内蔵されたDC/DCコンバーターは負荷制御をさらに改善し、一貫した電圧を供給します。
最新の安全規格とEMC規格(IEC 60601-1エディション3.2とIEC 60601-1-2エディション4.1)で認証された、新型の600W/700W医療PSUは80PLUS GOLD効率基準を満たしています。これはエンドユーザー側での省エネを促進するだけでなく、製品寿命と信頼性も改善してくれます。
FSP Group内の医療ブランド「PROTEK POWER」は、ISO 13485とISO 9001認証を受けた、医療用電源の設計と製造を手がけています。壁掛けアダプター、デスクトップアダプター、オープンフレーム、ATXフォームファクタ電源、電池充電機能を備えた電源など、広範囲で高効率な医療グレードの製品を提供します。FSPは標準型、改良型、カスタマイズ型の医療グレード製品で、安定性と信頼できる高品質を重視しています。
FSP GroupはドイツでISO 13485認証を取得したFAEセンターを設立し、専門家による技術コンサルティングと医療電源の改造サービスを提供しています。このインフラを元に、当社は欧州のパートナー企業へ、将来的にも継続的に小規模生産の選択肢を提供していきます。
FSP Groupの医療製品マネージャー、Yu Ling Huangは次のように話します。「COMPAMEDのすべてのお客様を、当社ブースにお招きし、最新の医療PC PSUをご体験いただいた上で、それぞれのニーズについて話し合いたいと考えています。カスタマイズ製品を扱う専門企業として、当社は顧客の要件に準じた柔軟なソリューションを提供し、高効率と高品質を保証します。電源に関する固有の課題を抱えている場合、または医療用PSUをお求めの場合も、当社の経験豊富なチームが常に具体的な話し合いに参加し、顧客独自のソリューション設計をサポートいたします」。
製品の特徴:
- 600または700ワットの電力
- BFクラスアプリケーション
- 12V1と12V2は、約1.2倍ののピーク電力設計
- 3.3V & 5V出力はDC/DCコンバーターを内蔵し、負荷制御と過渡応答を改善し、最小負荷を低減
- 80+ GOLD効率に適合
- 最新の安全規格とEMC規格の認証取得
- IEC 60601-1:2005+A1:2012+A2:2020(エディション3.2)
- IEC 60601-1-2:2014+A1:2020(エディション4.1)
- 最大5,000メートルの高度で動作可能
- 165 x150 x 86 mmの小型サイズ
アプリケーション
- CAD/CAM医療機器
- ビジュアル3D人体解剖機器
- ロボット外科システム
- 自動二酸化炭素血管造影機器
さらに多くのFSP製品情報について詳しく知りたい場合は以下をご覧ください