FSPの企業用新世代2000W CRPS電源
【台北ニュース、2021年10月26日】近年、データセンターやビッグデータの応用やビジネスチャンスについて多く語られるようになってきました。このトレンドに対応し、台湾の電源供給器のリーディングメーカーFSPは初の80PLUSチタニウム2000W CRPS電源、FSP2000-20HMを発表しました。これはACおよびHVDC入力電圧を同時にサポートし、クラウド、高速ネットワーク通信装置、エッジコンピューティングなどへの対応が可能となっています。
FSPは長年にわたり様々なCRPS製品を提供し続け、550W～2400Wまでのラインナップを整えています。今回の新製品はCRPS小型73.5x40x185mmの寸法仕様の延長で、最新のデジタル電源設計とコンポーネント・パッケージングを導入、さらにソフトウェアおよびファームウェアの開発能力を駆使した結果、96%以上の効率を実現しています。また80PLUSチタニウム認証も取得しています。2000Wの電源出力は、高密度サーバーやハイパーコンバージドインフラストラクチャー（HCI）によるシステム設計に十分対応可能です。
FSP2000-20HM電源モジュールはデジタル化設計を採用、内蔵パワーマネジメントバス(PMBus)を通し、システムのボード・マネジメント・コントローラー（BMC）と通信することで電源のリアルタイム監視やデータログが可能です。システム管理者はPMBusプロトコルを利用し、データセンター・インフラストラクチャ・マネジメント（DCIM）による可視化したインターフェースから作動状況の把握と問題の予防ができます。またPMBusがスマート・モニタリングを実行する際には、スマートオン(またはコールドリダンダンシーとも呼ばれる)機能を利用してシステムの負荷に応じて電源モジュールのスイッチモードを調整することにより、IT設備の全体出力を低減することができます。こうしてシステムの最適な運転効率を維持することができるのです。
FSP2000-20HMは、高効率、高密度、デジタル化設計に加え、次のような特長も具えています。
- 80PLUSチタニウム転換効率認証
- 最新のCRPS設計規格に適合
- PMBus設計規格に適合
- HVDC (240V)入力をサポート
- コールドリダンダンシーをサポート
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